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台風6号は大きな雲の渦に 沖縄や奄美は明日から荒天に警戒を

2023/07/30 10:11 ウェザーニュース

7月30日(日)9時現在、大型の台風6号(カーヌン)は、フィリピンの東を北北西に進んでいます。強風域の直径が1400kmと非常に広く、衛星画像で見ても、非常に大きな雲の渦を形成していることがわかります。中心が近づく前から影響が出てきますので、早めの警戒が必要です。

▼台風6号 7月30日(日)9時現在
 中心位置   フィリピンの東
 大きさ階級  大型
 強さ階級   //
 移動     北北西 15 km/h
 中心気圧   985 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s
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沖縄本島は明日の夜から暴風雨に

台風6号の予想進路
台風は明日31日(月)以降、西寄りに進路を変えながら発達し、明後日8月1日(火)にかけて強い勢力で沖縄本島に近づく見通しです。沖縄本島が台風の暴風域に入る確率は90%以上です。

南大東島では今夜から雨や風が強まりはじめ、沖縄本島や奄美地方でも明日は荒天が予想されます。特に台風が最も近づく明日の夜から明後日の朝は暴風雨となりますので、外出は控えるようにしてください。

高波や高潮のおそれもありますので、様々な台風災害に対する警戒が必要です。
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関東から九州でも海のレジャーは注意

8月1日(火)朝の波の予想
台風から離れている九州から関東の太平洋側でも波が高くなる予想となっています。8月1日(火)朝は西日本の太平洋側で3m以上、関東や東海でも2m前後に達する見込みです。

うねりを伴った高波となる可能性がありますので、海水浴など海のレジャーを予定している方は、最新の情報を随時確認し、海水浴場の指示に従って安全に楽しむようにしてください。

台風の暴風域に入る確率

120時間以内に台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
 奄美地方      84 %
 沖縄本島地方
  本島北部・中南部 99 %
  久米島      97 %
 大東島地方     61 %
 宮古島地方     49 %
 八重山地方     
  石垣島地方    24 %
  与那国島地方   12 %

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風6号の名前「カーヌン(Khanun)」はタイが提案した名称で、タイの果物の名前(パラミツ、ジャックフルーツ)からとられています。
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参考資料など

気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構