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大型の台風6号が北上 強い勢力で沖縄に近づく予想で警戒が必要

2023/07/29 10:28 ウェザーニュース

7月29日(土)9時現在、大型の台風6号(カーヌン)は、フィリピンの東を北北西に進んでいます。北上をしながら勢力を強め、31日(月)~8月1日(火)は強い勢力で沖縄に最も近づく見込みです。

なお、台風5号(トクスリ)は中国大陸で熱帯低気圧に変わりました。

▼台風6号 7月29日(土)9時現在
 中心位置   フィリピンの東
 大きさ階級  大型
 強さ階級   //
 移動     北北西 20 km/h
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s
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台風が近づく前から強風や高波に

31日(月)朝の風の予想
台風6号は来週になると太平洋高気圧に進路を阻まれるかたちで西北西に進路を変えるとみられます。北上しながら暴風域を伴う勢力に発達し、沖縄近海では強い台風になる予想です。

大型台風であるため、風の強い領域が広く、31日(月)朝の時点でも沖縄本島や奄美大島などは風が強まります。また、波も高くなって、うねりを伴った高波や離岸流等で水難事故が起きやすくなるため、台風の接近前からしっかりと情報を確認するようにしてください。

台風が沖縄や奄美に最も近づくのは7月31日(月)〜8月1日(火)頃になる予想です。沖縄本島を直撃するおそれもあり、沖縄や奄美では大荒れの天気となる可能性が高くなっています。大雨や暴風、高波に厳重な警戒が必要です。
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来週は関東から九州も高波に注意

台風の北上に伴い、来週は関東から九州の太平洋側でも波が高くなる心配があります。海水浴など海のレジャーを予定している方は、最新の情報を随時ご確認ください。

また、台風周辺の湿った空気の影響で、西日本の太平洋側では強い雨の降る所がある見込みです。

台風の暴風域に入る確率

120時間以内に台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
 奄美地方      46 %
 沖縄本島地方    90 %
  本島北部・中南部 85 %
  慶良間・粟国諸島 87 %
  久米島      90 %
 大東島地方     18 %
 宮古島地方     63 %
 八重山地方     37 %
  石垣島地方    37 %
  与那国島地方   20 %

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風6号の名前「カーヌン(Khanun)」はタイが提案した名称で、タイの果物の名前(パラミツ、ジャックフルーツ)からとられています。
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