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日本のはるか南で熱帯低気圧が発生予想 発達する可能性も

2023/07/26 19:15 ウェザーニュース

日本のはるか南の海上で雲がまとまりつつあり、明日27日(水)にも熱帯低気圧が発生する予想となっています。発達する可能性があるため、今後の動向に注意が必要です。

太平洋高気圧の南側で雲が発達しやすい

日本付近は太平洋高気圧に覆われて、雲の少ない領域となっています。その一方で、太平洋高気圧の南側は対流活動が活発で、多数の積乱雲が発生しています。その雲のうち、フィリピンと台湾の間にある大きな雲が台風5号です。

また、台風5号の南東側でも雲がまとまりつつあり、今日26日(水)15時の時点で低圧部が解析されています。この周辺で反時計回りの雲の渦がはっきりとすると、熱帯低気圧が発生する見通しです。

次第に発達する可能性が高い

27日(木)夜の風の予想
気象庁は明日27日(木)の朝までには熱帯低気圧が発生すると予想しています。その後も次第に渦は明瞭となり、明日夜の地上付近の風の予想を見ると、熱帯低気圧の周辺では平均で15m/s前後の風が吹く見込みです。
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この風が中心付近で18m/s以上に達すると台風になります。コンピューターシミュレーションでは台風勢力になると予想しているものが大半で、発生した場合は太平洋高気圧の縁に沿って、台風5号の後を追うように進むとみられます。

来週以降の日本列島の天気に影響を与えることが考えられますので、今後の動向に注意が必要です。
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