日本海から伸びる梅雨前線は北陸から関東北部を通過しています。北陸では局地的に雨雲が発達しており、10時30分までの1時間には新潟県佐渡市・羽茂で28.5mmの強い雨を観測しました。

午後にかけては梅雨前線が北上し、雨の範囲が東北へを移っていきます。昨日までに比べると雨雲が発達しくいものの、局地的には1時間に30mm以上の激しい雨の可能性がありますので、注意が必要です。
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明日15日(土)は東北北部まで梅雨前線が北上し、そこに向かって南西から暖かく湿った空気が強く流れ込んできます。今日よりも前線の活動は活発になり、秋田県を中心とする東北の日本海側では断続的に激しい雨が降る見込みです。

強雨は明後日16日(日)の午前中にかけて続くと予想されます。同じような所を活発な雨雲が次々に通過するため雨量が増加し、多い所では総雨量が300mm前後に達する見通しです。

場所によっては過去の48時間雨量の最大値を上回る、記録的な大雨となる可能性があります。河川の増水、氾濫や土砂災害などの危険性が高まりますので、早めに大雨の備えや避難の準備などを行うようにしてください。
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