15時までの最高気温の分布を見ると、東北から九州にかけては太平洋側で30℃以上を表すピンク色の地域が多いことがわかります。梅雨前線は東北南部付近から西日本日本海沿岸に停滞しており、前線から離れている太平洋側では日差しが届いた時間もあって気温が上がりました。

また、前線の北側にあたる北海道も朝から晴れて、内陸部を中心に気温が高くなりました。北見市では13時38分に全国トップで35.0℃を観測し、北海道内では今年初めての猛暑日となっています。

明日10日(月)も梅雨前線の位置はほとんど変わらず、全国的に厳しい蒸し暑さが続く見込みです。

特に関東は、上空1500m付近で＋21℃という真夏並みの空気に覆われて、気温が高くなるとみられます。東京の最高気温は35℃の予想で、今年初めての猛暑日となる可能性があります。

最低気温も下がりにくく、東日本や西日本は25℃以上の熱帯夜のところがほとんどです。昼間だけでなく、夜間も熱中症の危険があります。寝る前に水分を補給したり、適切に空調を使用するなど、熱中症対策をしっかりと行ってください。
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