梅雨前線の活動が活発になり、昨日に比べると晴れた所は少なくなっています。それでも西日本から関東にかけての太平洋側は日差しの届いた所があり、気温が上がりました。

特に前線に向かって吹き込む南西の風が山越えとなった地域で気温が高く、15時までの最高気温は宮崎県の宮崎空港（赤江）で34.9℃、大分県大分市や三重県尾鷲市で34.6℃など猛暑日に迫りました。東京都心は30.9℃と昨日よりは3℃ほど低めでしたが、湿度が70%前後あるため蒸し暑さは昨日以上です。

北海道も気温が上がり、札幌市は31.4℃と11日ぶりに真夏日を観測しました。

明日9日(日)も梅雨前線が同じような位置に停滞するため、気温は今日と同じくらいの所が多くなります。西日本、東日本は最低気温が25℃以上の所が多く、東京都心や名古屋市は25℃、大阪市は27℃など、今夜から明日朝は熱帯夜となる見込みです。

最高気温は30℃を上回る所が多く、福岡市や名古屋市、東京都心は31℃の予想となっています。湿度は70～80%と高く、かなりの蒸し暑さがつづきますので、晴れていなくても熱中症対策はしっかりと行ってください。

北海道は広い範囲で30℃以上の真夏日となる予想です。
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