西から流れ込む湿った空気の影響で、10日(月)頃にかけて梅雨前線の活動が活発な状況が続きます。停滞する位置も九州の日本海側〜北陸、東北付近であまり変化が無いため、日本海側の地域を中心に雨量が多くなるおそれがあります。

これまでに降った雨で地盤が緩んでいるため、平常時よりも少ない雨量でも土砂災害等が発生することも考えられます。気象情報・避難情報等を確認し、当面の間は土砂災害警戒区域等の危険な場所には近づかないでください。
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その後は太平洋高気圧の本州方面への張り出しが次第に強まるため、梅雨前線は活動を弱めつつ日本海付近へ北上する予想です。東北地方では引き続き雨の日が続く予想ですので、長雨にご注意ください。

九州〜関東甲信地方からは梅雨前線が離れるため、場合によっては梅雨明けの発表があるかもしれません。ただ、太平洋高気圧の周囲をまわって南から湿った空気が流れ込むため、雲が多く局地的にゲリラ雷雨のような天気の崩れがありそうです。この湿った空気の影響や、その後の前線の南下次第で、各地の気象台は梅雨明けの判断を行うことになりそうです。
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梅雨前線の南側の太平洋高気圧は暖かい気団ですので、来週は各地で真夏の暑さになりそうです。日差しが出るところでは特に気温が上昇し、最高気温が35℃以上の猛暑日となる可能性もあります。

梅雨前線の北側よりも湿度が高いため、身体からの放熱が制限されて熱中症のリスクが高くなります。こまめな水分を補給するなど、熱中症予防を行ってください。
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