facebook line twitter mail

梅雨前線による交通機関への影響予測(6月29日更新)

2023/06/29 16:19 ウェザーニュース

梅雨前線による大雨で各地の鉄道や高速道路、航空などの交通機関に影響が出る可能性があります。

ウェザーニュース交通気象センターから6月30日(金)~7月2日(日)の気象による影響予測をお伝えします。

<鉄道>遅延や一時的に運転見合わせの可能性

明日30日(金)から7月2日(日)にかけて、梅雨前線による大雨の影響で東北から九州の在来線で、遅延や一部運休、運転見合わとなる可能性があります。

特に、九州の在来線は明日30日(金)の夜から遅延や一部区間で運転見合わせが発生し、中国の在来線では7月1日(土)の朝から遅延や運休、運転見合わせの可能性があります。

また、強風により、関東では千葉県内などの一部区間で影響が出る可能性があります。

ご利用の際は各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。
>>大雨ピンポイント影響予測(会員向け)

<新幹線の影響予測>九州や山陽で遅延や一部運休の可能性


30日(金)~7月1日(土)にかけて、梅雨前線による大雨の影響により、九州新幹線や山陽新幹線で遅延または一部運休の可能性があります。

<高速道路>大雨により速度規制や通行止めの可能性も

高速道路の影響予測
梅雨前線の活動が活発になり、明日30日(金)は九州で午後から、中国や四国では夜から大雨による速度規制などの影響がある見込みです。

7月1日(土)は梅雨前線の南下により範囲が広がり、北陸や中国、四国で朝から速度規制となる区間の可能性があります。特に九州では広い範囲で通行止めとなる可能性があります。

通行する際は大雨に注意し、規制の有無などは高速道路会社から発表される情報を確認してください。

<航空>遅延や条件付き運航の可能性

飛行機の影響予測
明日30日(金)から7月2日(日)にかけて、梅雨前線による強雨や雷雨、視界不良により東北から九州の広い範囲で影響が出る可能性があります。

特に明日30日(金)は、北陸や近畿、九州の空港では午前の出発便から遅延や条件付き運航となる見込みです。午後になると影響範囲は広がり、東北や東海、中国や四国の空港でも遅延や条件付き運航となり、7月1日(土)も影響が続く予想です。

特に、梅雨前線による影響が長引く九州では、7月2日(日)も遅延や条件付き運航が続く見込みです。

大雨の影響により鉄道や高速道路にも影響が出るおそれがあるため、空港への移動や到着後の移動手段も含めて時間に余裕をもって、各交通機関からの情報を確認するようにしてください。
>>大雨ピンポイント影響予測(会員向け)