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気象庁1か月予報 梅雨後半の大雨に警戒 梅雨が明けると厳しい暑さか

2023/06/29 15:40 ウェザーニュース

今日29日(木)、気象庁は7月1日から30日までの1か月予報を発表しました。7月中旬にかけて降水量が平年より多くなる可能性があり、梅雨後半の大雨に警戒が必要です。

7月上旬は大雨災害が多い時期

この先1か月の降水量
7月中旬にかけて梅雨前線が本州付近に停滞しやすくなります。西に勢力を大きく広げる太平洋高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込みやすく、前線の活動は活発になる見込みです。

1か月の降水量は九州で平年より多く、そのほかの西日本や東日本、北海道で平年並みか平年より多い予想となっています。この時期は平年の降水量が多い時期で、それを上回ることで大雨となるおそれがあります。

過去にも大雨災害が度々発生しているタイミングですので備えは欠かせません。
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7月中旬にかけてかなりの蒸し暑さに

この先1か月の気温
7月中旬にかけては暖かな空気が流れ込みやすく、東日本、北日本を中心に平年よりも気温が高くなるとみられます。梅雨の期間中で気温が高い傾向となりますので、かなり蒸し暑い日が多い見込みです。

特に東北と北海道は7月5日(水)頃からの平均気温が、平年よりかなり高くなる可能性があるとして、気象台は早期天候情報を発表しました。

梅雨が明ける頃の7月下旬は平年並みの所が多い予想となっています。梅雨明け後はいつもどおりの真夏の厳しい暑さがやってきそうです。

1か月の平均気温は沖縄と北陸、関東甲信、北日本で平年より高く、九州や四国、中国は平年並みの予想となっています。
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