梅雨前線上の低気圧の影響で、今朝は近畿や東海、北陸などで本降りの雨になっています。南から暖かく湿った空気が流れ込むため、太平洋側では強い雨に注意が必要です。

6時40分までの1時間には高知県室戸岬で29.0mmの強い雨、京都府京田辺市で18.0mmのやや強い雨となっています。大阪府大阪市付近にも活発な雨雲がかかり、6時20分までの1時間に16.0mmの雨を観測しています。

このあと雨のピークは過ぎるものの、午後も雨の降りやすい状況は続き、局地的に強い雨が降る予想です。外出の際に雨が降っていなくても、折りたたみ傘など雨具を持っておでかけください。
» アプリで30時間先までの雨雲レーダーを見る» 雨雲レーダー

関東も今朝は雲の多いすっきりしない天気になっています。すでに所々で雨のぱらついている所があり、1時間あたり1mmに満たないような弱い雨の降っている所があります。

今日は低気圧の東進に伴って、段々と本降りの雨となる予想です。外出時に雨が降っていなくても傘を忘れずにお持ちください。

また、雨とともに気温が下がって、半袖だと少しひんやり感じることがありそうです。羽織物があると安心です。
» GPS検索 ピンポイント天気予報» ピンポイント天気予報

断続的な激しい雨に見舞われた奄美大島は、今日も梅雨前線の影響で激しい雨や雷雨のおそれがあります。瀬戸内町・古仁屋では降り始めからの雨量が500mmを超えているところがあります。

7時現在は比較的雨が弱まってはいるものの油断は出来ません。これまでの大雨ですでに地盤が緩んでいるところもあり、少ない雨でも土砂災害の危険度が高い状況です。前線が奄美大島から離れるまでは、災害の発生に警戒してください。
» 現在の土砂災害危険度