上空の寒気を伴った低気圧、寒冷渦の通過に伴って北陸や東北では広い範囲で雨が降り、局地的に雨が強まっています。

早朝には石川県かほく市で1時間に52.0mmの非常に激しい雨、地震が相次いでいる珠洲市で1時間に43.5mmの激しい雨を観測。かほく市は10時00分までの総雨量が125.0mmに達しました。

活発な雨雲は次第に東に移動しており、雨の中心は東北に移ってきています。10時20分の時点で岩手県、宮城県、新潟県、富山県に大雨警報、宮城県には洪水警報も発表中です。
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北陸では雨の峠を越えた所が多く、午後にかけては東北の太平洋側で雨が強まる見込みです。局地的には1時間に30mmを超える激しい雨が降り、雷や突風、雹(ひょう)などを伴うおそれがあります。

短時間の激しい雨による道路冠水、河川や用水路の急な増水などに警戒が必要です。

雨量が多くなった地域では、雨が止んだ後もしばらくは土砂災害の危険性が残りますので、急な斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。
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