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気象庁1か月予報 暖湿流が入りやすく梅雨前線の活発化に警戒

2023/06/15 15:44 ウェザーニュース

今日15日(木)、気象庁は6月17日から7月16日までの1か月予報を発表しました。日本付近には暖かな空気が流れ込みやすく、気温が高い傾向です。梅雨前線の活動は活発になりますので、暑さと大雨に警戒が必要となります。

気温は高く蒸し暑い日が多い

この先1か月の気温
この先1か月は太平洋高気圧が西に大きく張り出す予想となっています。高気圧の周囲を周るように湿った空気が流れ込むため、気温は高めの傾向となる見込みです。

1か月の平均気温は九州北部から関東、北海道にかけて平年より高く、沖縄・奄美・九州南部は平年並みか高い予想となっています。

特に6月中は気温が高い傾向で、中国地方から東北では21日(水)頃からの5日間の平均気温が、平年よりかなり高くなる可能性が高いとして、気象台は高温に関する早期天候情報を発表しました。

梅雨の時期で湿度が高いため、蒸し暑く感じる日が多くなります。体調管理や食料品の管理などに、十分な注意をしてください。

梅雨前線は次第に北上し大雨に警戒を

この先1か月の降水量
6月中は梅雨前線が沖縄から本州南岸に停滞する予想となっています。6月終わり頃になると高気圧の勢力が強まり、沖縄や奄美は梅雨明けする見通しです。

7月は梅雨前線が本州付近まで北上し、暖かく湿った空気が流れ込みやすいため、梅雨前線の活動は活発になります。降水量は全国的に平年並みの予想で、いつもの梅雨と同様に大雨のおそれがありますので、しっかりと雨対策を行ってください。
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