梅雨前線は、東日本から西日本の南岸付近に停滞しています。日本の南の海上を北東に進む台風3号周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、前線周辺では雨が強まりやすい状況です。10時00分現在は、紀伊半島から四国太平洋側、東海で本降りの雨になっています。

また、近畿北部から岐阜県付近でも、上空の気圧の谷の影響で局地的に雨が強まっています。岐阜県・美濃では9時50分までの1時間に19.5mmの雨を観測しました。周辺では昼前にかけて雨雲の発達しやすい状況が続くとみられ、多いところでは1時間に30〜50mmの激しい雨となるおそれがあります。雷や突風を伴う可能性もあるため、注意が必要です。
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前線付近の雨雲は午後も同じような場所にかかりやすく、四国太平洋側や紀伊半島では強弱を繰り返して雨が降り続く予想です。局地的には1時間に50mmを超える非常に激しい雨となるおそれがあるため、道路冠水や河川の増水に十分ご注意ください。

6月に入ってからの度重なる大雨に見舞われた地域では、地盤が緩んでいる可能性があります。平常時よりも少ない雨量でも土砂災害等が発生しやすくなっているため、地盤の緩い傾斜地など危険な場所には引き続き近づかないようにしてください。

関東も、現在は弱い雨が中心となっていますが、このあとは本降りの雨になることがあるとみられます。一旦雨が止んでも油断は禁物です。
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ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
雲雀さん