今日8日(木)は梅雨前線の活動が西から活発になっており、九州南部や四国で非常に激しい雷雨となっている所があります。鹿児島県枕崎市では、13時10分までの1時間に72.5mmの雨量を観測しました。今朝からの総雨量は枕崎市で150mmを超え、鹿児島県の薩摩半島や大隅半島の各地で100mm以上となっています。

また、四国の太平洋側や近畿でも夕方になって雨が強まってきました。17時45分現在、和歌山県北部と鹿児島県薩摩地方、大隈地方に大雨警報が発表されています。

今夜は、梅雨前線上の低気圧が段々と東に移動する見込みです。このため発達した雨雲が東に広がり、四国や紀伊半島でも1時間に50mm以上の雷を伴った非常に激しい雨の降るおそれがあります。

九州や四国、紀伊半島では大雨による土砂災害や河川の増水、氾濫に厳重な警戒が必要です。
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東海や関東でも雨が降り出しているところがあります。夜には広く本降りの雨になる予想で、今夜遅くからは低気圧の接近により激しい雷雨となる所がある見込みです。

東海や関東では、明日の昼頃までの総雨量が150ｍｍ前後となる可能性があります。記録的大雨となった先週2日(金)に続いて大雨となるおそれがあります。先週の大雨で被害を受けたエリアでは被害の再発や拡大に警戒してください。

被害に見舞われなかったエリアでも新たな災害の発生に警戒が必要です。また、鉄道の運行などに影響する心配もあり、移動の際は最新の情報をご確認ください。
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