関東から西の各地で蛍の出現ピークを迎えているようです。4月後半から出現している九州平野部では、そろそろシーズンも終盤です。西日本や東日本では、今後しばらく各地で見頃が続く見込みです。

また、東北南部でも少しずつ現れはじめているようです。

東北では6月中旬までに飛び始めて、6月中旬〜7月上旬に出現ピークを迎える見通しです。北海道では6月下旬〜7月下旬に飛び始めて、出現ピークは7月上旬〜8月上旬になりそうです。

明日9日(金)は、午前中は東日本で雨が強まりますが、夜は関東から九州の広い範囲で雨は止みます。夜はこの時期らしい気温になり、ほたるの観賞に適した条件です。

週末の10日(土)から11日(日)は梅雨前線の影響でスッキリしない天気ですが、雨雲には隙間が多い見込みです。見頃を迎えている東日本や西日本では、雨の止み間にほたるの美しい舞いを楽しむことができそうです。そろそろ蛍が出現となる東北南部は、雨の心配は少なく今年最初の蛍を探してみるのも良さそうです。

ほたるはとても繊細な生き物で、全国各地でほたるを守る取り組みがおこなわれています。この先もほたるを見続けられるように、そっと静かに見守るようお願いします。
» GPS検索 ピンポイント週間天気予報» ピンポイント週間天気予報

---

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿） めたもんさん