ゆっくりと北西へ その後は北東に転向する予想
台風3号は徐々に勢力を強め、明日には暴風域を伴う予想です。気象庁の台風予報では、3日先の10日(土)には中心気圧950hPa、最大風速40m/sの強い台風になることが予想されています。
この先、台風は高気圧の縁に沿って北西に移動したのち、来週は次第に進路を北北東に変えて日本の南を通過する可能性が高くなっています。
この先、台風は高気圧の縁に沿って北西に移動したのち、来週は次第に進路を北北東に変えて日本の南を通過する可能性が高くなっています。
この図の細い線1本1本は世界各国の気象機関が計算した進路のシミュレーション結果をあらわします。アンサンブル予報という手法の過程で得られるもの(メンバー)で、想定される進路には幅があるということをイメージするために掲載しています。
これらのメンバーを比較すると、北西に進んだのち北東に移動する傾向は概ね揃っていて、進路予想の正確性は比較的高いといえそうです。
ただ、傾向は揃っているとはいえとりうる進路には数百km以上の幅があるため、多少のずれによって沖縄の大東島地方や伊豆諸島・小笠原諸島、本州方面などへの影響が大きく変わってきそうです。日が経つにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後の情報にご注意ください。
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これらのメンバーを比較すると、北西に進んだのち北東に移動する傾向は概ね揃っていて、進路予想の正確性は比較的高いといえそうです。
ただ、傾向は揃っているとはいえとりうる進路には数百km以上の幅があるため、多少のずれによって沖縄の大東島地方や伊豆諸島・小笠原諸島、本州方面などへの影響が大きく変わってきそうです。日が経つにつれて誤差は縮小する見込みですので、今後の情報にご注意ください。
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台風の暴風域に入る確率
120時間以内に台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
鹿児島県
種子島・屋久島地方 3 %
奄美地方 5 %
沖縄県
大東島地方 34 %
鹿児島県
種子島・屋久島地方 3 %
奄美地方 5 %
沖縄県
大東島地方 34 %
台風の発生が増え始める時期
今年は4月に台風1号、5月に台風2号が発生していて、この台風3号の発生はおよそ半月ぶりになります。
6月の台風発生数の平年値は1.7個で、台風の発生が増え始める時期です。梅雨前線の活動も活発になってくる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>
6月の台風発生数の平年値は1.7個で、台風の発生が増え始める時期です。梅雨前線の活動も活発になってくる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えるようにしてください。
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台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風3号の名前「グチョル(Guchol)」はミクロネシアが提案した名称で、ヤップ語でウコン(ターメリック)を意味する語からとられています。
台風3号の名前「グチョル(Guchol)」はミクロネシアが提案した名称で、ヤップ語でウコン(ターメリック)を意味する語からとられています。