梅雨前線は西から近づく気圧の谷の影響で明日1日(水)以降、北上し、沖縄付近を北上する台風2号周辺の非常に湿った空気が、梅雨前線に向かって流れ込みやすくなります。

西日本、東日本の広い範囲で1時間に30mmを超えるような激しい雨が降って、道路冠水などのおそれがあります。

明日1日(木)朝から3日(土)朝までの48時間の雨量は、南からの湿った空気の影響を受けやすい紀伊半島から東海の太平洋側で最大200mmに達する予想となっています。局地的には300mmを超えるような大雨になるとみられ、河川の増水や土砂災害などに警戒が必要です。

3日(土)以降は梅雨前線が陸地から離れ、西日本や東海では天気が回復します。

福岡市や大阪市などは5日(月)にかけて晴れる見込みです。日差しがしっかり届くことで昼間は気温が上がり、30℃前後の暑さとなります。梅雨前線の北側に広がる空気に覆われるため、比較的カラッとした暑さです。

一方で、関東は南の海上を通過する予想の台風2号の影響で雲が広がりやすく、天気がすっきりしません。来週は再び梅雨前線の影響を受けるとみられるため、明日から明後日の雨のタイミングで梅雨入りとなる可能性があります。
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