国内:豊後水道でM4.5の地震 最大震度は4
19日(金)6時56分頃、豊後水道を震源とするマグニチュード4.5、深さ46kmと推定される地震が発生しました。この地震で愛媛県伊方町で最大震度4、宇和島市、八幡浜市、西予市、高知県宿毛市、大分県国東市などで震度3の揺れを観測しています。
地震のメカニズムは横ずれ成分が大きい型と解析されています。豊後水道は南海トラフ巨大地震の想定震源域に入っていますが、今回の震源はこの付近のプレート境界に比べて少し深い領域です。地震のメカニズムも想定されるものとは異なり、プレート内部で発生した地震とみられます。
ただ、12日(金)には少し北東側の愛媛県南予を震源とするマグニチュード4.2の地震が起きており、周辺で有感地震が続いています。豊後水道を震源とする地震としては、2017年にマグニチュード5.0で最大震度5強、1968年にはマグニチュード6.6、最大震度5(当時の階級)が起きており、南海トラフ巨大地震と違うタイプであっても、油断はできません。
地震のメカニズムは横ずれ成分が大きい型と解析されています。豊後水道は南海トラフ巨大地震の想定震源域に入っていますが、今回の震源はこの付近のプレート境界に比べて少し深い領域です。地震のメカニズムも想定されるものとは異なり、プレート内部で発生した地震とみられます。
ただ、12日(金)には少し北東側の愛媛県南予を震源とするマグニチュード4.2の地震が起きており、周辺で有感地震が続いています。豊後水道を震源とする地震としては、2017年にマグニチュード5.0で最大震度5強、1968年にはマグニチュード6.6、最大震度5(当時の階級)が起きており、南海トラフ巨大地震と違うタイプであっても、油断はできません。
世界:南太平洋で立て続けにM7超の地震 周辺では津波発生
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は4回発生しました。最も大きなものは南太平洋で発生したマグニチュード7.7です。
日本時間の19日(金)昼頃、南太平洋・ローヤリティー諸島南東方を震源とするマグニチュード7.7、深さ約18kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北西ー南南東方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
この地震では津波が発生し、バヌアツのタンナ島では最大61cmの津波を観測しました。
今回の地震は太平洋プレートとオーストラリアプレートが複雑に入り組んでいる、地震の多発エリアで発生しています。マグニチュード7.7が起きた後は地震が頻発し、23時間後にはマグニチュード7.1の地震が起きています。
南太平洋では10日(水)にトンガでマグニチュード7.6の深発地震が発生していました。この領域で浅い地震が発生した場合、規模によっては日本まで津波が到達するケースがありますので、要注意です。
日本時間の19日(金)昼頃、南太平洋・ローヤリティー諸島南東方を震源とするマグニチュード7.7、深さ約18kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは北北西ー南南東方向に張力軸を持つ正断層型と解析されています。
この地震では津波が発生し、バヌアツのタンナ島では最大61cmの津波を観測しました。
今回の地震は太平洋プレートとオーストラリアプレートが複雑に入り組んでいる、地震の多発エリアで発生しています。マグニチュード7.7が起きた後は地震が頻発し、23時間後にはマグニチュード7.1の地震が起きています。
南太平洋では10日(水)にトンガでマグニチュード7.6の深発地震が発生していました。この領域で浅い地震が発生した場合、規模によっては日本まで津波が到達するケースがありますので、要注意です。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。