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千葉県南部の地震で震度5強 M5クラスの規模は11年ぶり

2023/05/11 09:42 ウェザーニュース

今日11日(木)4時16分頃、千葉県南部を震源とするマグニチュード5.2の地震が発生し、最大震度5強を観測しました。千葉県南部でマグニチュード5以上の地震が起きるのは11年ぶりです。

フィリピン海プレート内部の破壊とみられる

気象庁の解析によると、地震のメカニズムは北西ー南東方向に張力軸を持つ型で、フィリピン海プレートの内部が破壊したことで起きた地震とされています。

千葉県南部の地下は北アメリカプレートとフィリピン海プレート、太平洋プレートが入り組んでいて、複雑な構造です。2001年以降の震源分布を見ると、深さ10~20km、今回と同じ深さ40km前後、深さ70km前後に地震の多い領域が分布しています。

千葉県南部を震源とするマグニチュード5以上の地震は、2012年7月に発生したマグニチュード5.2以来です。この地震は今回よりも南の房総半島の南端近くで起きていて、深さも88kmとやや深いタイプでした。2003年のマグニチュード5.8も深さが70kmと今回より深く、最大震度は4にとどまっています。

気象庁は過去の事例で、大きな地震発生後に同程度の地震が発生した割合が1~2割あることから、揺れの強かった地域では今後、1週間程度は最大震度5強前後の地震に注意が必要と呼びかけています。

今回の地震で物が落ちるなどの影響が出ていた場合は、今一度、危険がないか家の中の点検を行ってください。また、強い揺れで地盤の緩んでいる可能性があるため、急な斜面など危険な所には近づかないよう、注意が必要です。
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