日本海に伸びていた前線が本州付近を南下しており、今日は太平洋側に雨の範囲が広がってきました。前線に向かってこの時期としては非常に湿った空気が流れ込んでいる影響で、雨雲の発達している所があります。

昨日からの断続的な雨によって雨量が増加しており、10時30分までの24時間雨量は、高知県馬路村・魚梁瀬で184.5mm、大分県日田市・椿ヶ鼻で165.0mm、佐賀県嬉野市で126.5mmなど、九州や四国を中心に100mmを大きく超えました。また、5日(金)に震度6強の強い地震に見舞われた石川県珠洲市では54.5mm、輪島市では85.5mmのまとまった雨です。

雨量の増加によって土砂災害の危険性が増していることから、石川県能登、佐賀県、大分県北部・西部には大雨警報が発表されています。
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この後は前線上に低気圧が発生して、東に進む予想です。湿った空気が集中する低気圧の周辺を中心に雨雲が発達し、西日本から東海では局地的に1時間に40mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあります。

一旦、雨が小康状態となっている石川県能登にも再び活発な雨雲がかかり、夕方から明日8日(月)の未明にかけて雨が強まる見込みです。

道路冠水や河川の増水、土砂災害などのおそれがありますので、引き続き警戒が必要です。

関東は明日8日(月)の朝が雨のピークになるとみられます。連休明けの通勤・通学のタイミングに土砂降りの雨となる可能性があるため、少し早めに準備を行い、雨の状況や交通情報などをお出かけ前に確認するようにしてください。
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