明日6日(土)は前線の南下に伴って雨の範囲が拡大します。前線に向かって、濃いオレンジ色で示される、梅雨の時期に匹敵するような湿った空気が流入する見込みです。

上空1500m付近では風が強く吹くため、湿った空気が大量に供給され、前線付近や、前線の南側に形成されるシアーライン(風の流れが変化する境界線)の周辺では雨雲が発達しやすくなります。

明日の午前中は九州の東シナ海側、午後は九州南部から四国の一部に活発な雨雲が広がる見込みです。

局地的には1時間に40mmを超えるような激しい雨が降り、道路冠水などのおそれがあります。ゴールデンウィークを利用して車で移動する場合は、アンダーパスなど低い所の通行を避け、雨による視界の悪化にも警戒が必要です。

また、東北や北陸、近畿などの広い範囲で雨となり、震度6強の地震があった石川県能登地方も断続的に雨が降る見込みです。揺れが大きかった地域では斜面が不安定になるなどして、土砂災害が発生しやすい状況となっている可能性があります。雨が本降りになってきたら、急な斜面には近づかないようにしてください。
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ゴールデンウィーク最終日の7日(日)は前線が本州の太平洋側まで南下します。西日本から東日本で雨の降る所が多くなる見込みです。

午前中は一旦、雨が小康状態になるタイミングがありますが、新たな低気圧が近づく午後は再び雨雲が発達し、雨が強まる予想となっています。

夕方から夜にかけては西日本や東海の太平洋側で局地的に雨が強まる見通しです。旅行先などからの移動はできるだけ時間に余裕を持ち、行程に無理がないようにしてください。
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