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GWの冷えた朝に「だるま朝日」が昇る 蜃気楼の一種

2023/05/02 08:23 ウェザーニュース

今日5月2日(火)の朝は晴れて気温が低下した影響で、蜃気楼の一種「だるま朝日」の見られたところがありました。

暖かな海面の上に冷たい空気が流れ込んで見られる光景です。Ωの形がだるまのように見られることから縁起が良いともいわれます。
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空気の温度差により出現する一瞬の現象

太陽が水平線から顔を出した後、太陽がΩ状に見えたり伸びたように見えるこの現象は、一般的に「だるま太陽」や「だるま朝日」と呼ばれるもので、寒い時期の朝夕に時折見られる現象です。

空気の温度が高さ方向に急激に変化している状態の時に風景が歪んで見える「下位蜃気楼」現象によるもので、陸上で十分に冷やされた空気の層と、海面で暖められた空気の層とで温度差が大きくなり、下側に朝日の虚像が見えることで、Ω状…つまり「だるま型」になるとされます。

見える時間は数分もない、一瞬の現象です。

朝晩と昼間の寒暖差にお気をつけて

今朝は西日本を中心に放射冷却現象が効いたことで平年よりも気温が低くなり、三重県でも尾鷲で最低気温9.7℃を観測するなど肌寒い朝となったことに加え、東の遠い水平線まで雲がない状況だったため、だるま朝日を見ることが出来たようです。

今日は全国的に昼間は晴れて穏やかな陽気となりそうです。気温は平年並みの所が多い予想ですが、尾鷲では気温が平年よりも上がって予想最高気温は25℃と6月上旬並みの予想です。朝晩と昼間の体感差が大きくなるので寒暖差にご注意ください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) 三重県尾鷲市 三重県明和町