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雨の範囲は東海まで拡大 局地的な激しい雨による道路冠水のおそれ

2023/04/29 16:11 ウェザーニュース

今日29日(土)の午後になり、雨の範囲が東海や北陸まで広がってきました。雨雲の発達している所があり、これから明日30日(日)の朝にかけては局地的な激しい雨に警戒が必要です。

西日本から東海で雨に

西日本から東海、北陸の広範囲で雨になっていて、九州から中国に活発な雨雲がかかっています。15時40分までの1時間には長崎県長崎市・長浦岳で12.5mm、山口県下松市で11.0mmを観測しました。

夕方から夜にかけては九州や中国、四国。今夜遅くは四国から近畿。明日30日(日)の早朝は近畿から東海で雨のピークになるとみられます。特に南寄りの風が吹き込みやすい地域は雨雲が発達するため、局地的に1時間に40mm以上の激しい雨のおそれがあり、道路冠水や河川の増水などに警戒が必要です。

風も強まって荒れた天気となりますので、車での移動は雨のピークをできるだけ避けるようにしてください。
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明日は東日本、北日本も荒天に

30日(日)朝の降水と風の予想
関東から北日本にかけては明日の午前中を中心に雨の降る所が多くなります。活発な雨雲が通過するタイミングでは、一時的に雨が強まる見込みです。

低気圧が発達するため、太平洋側では南寄りの風、日本海側では西寄りの風が強まります。沿岸部では瞬間的には20m/sを超える強風となり、雨は横殴りに降る所がある予想です。

強い風によって交通機関に遅れが生じることが考えられます。最新の気象情報に加え、運行情報も欠かさずご確認ください。
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