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西日本の広い範囲で本降りの雨 夕方以降は激しい雨に警戒

2023/04/29 10:31 ウェザーニュース

GW初日の今日29日(土)・昭和の日は、西日本を中心に天気が崩れ、雨が降り出しています。夕方以降は活発な雨雲が通過する予想で、局地的な激しい雨に警戒が必要です。

西日本の広い範囲で雨に

東シナ海から九州にかけて前線が伸びてきました。日本の東に中心を移した高気圧の周囲を吹く風が、前線に暖かく湿った空気を送り込み、雨雲が発達しています。

九州から中国、四国にかけての広い範囲で本降りになっていて、九州の一部では雨が強まっている状況です。10時20分までの1時間には長崎県平戸市で25.0mm、新上五島町・有川で9.0mmを観測しました。
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夕方から明日朝は局地的に激しい雨

29日(土)夜の天気図と降水
夕方以降は寒冷前線が西日本を通過する予想となっています。前線の周辺では局地的に雨雲が発達し、1時間に40mmを超えるような激しい雨の降る所がある見込みです。

夕方から夜にかけては九州や中国、四国。今夜遅くは四国から近畿。明日30日(日)の早朝は近畿から東海で雨のピークになるとみられます。特に南寄りの風が吹き込みやすい地域は雨雲が発達するため、激しい雨による道路冠水や河川の増水などに警戒が必要です。

風も強まって荒れた天気となりますので、車での移動は雨のピークをできるだけ避けるようにしてください。

明日は東日本、北日本も荒天に

30日(日)朝の降水と風の予想
関東から北日本にかけては明日の午前中を中心に雨の降る所が多くなります。活発な雨雲が通過するタイミングでは、一時的に雨が強まる見込みです。

低気圧が発達するため、太平洋側では南寄りの風、日本海側では西寄りの風が強まります。沿岸部では瞬間的には20m/sを超える強風となり、雨は横殴りに降る所がある予想です。

強い風によって交通機関に遅れが生じることが考えられますので、最新の気象情報に加え、運行情報も確認が欠かせません。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ホイミンさん