29日(土)は低気圧や前線に向かって、梅雨時に近いような非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすくなります。九州の早い所では朝から雨が降り出し、午後になると前線周辺の活発な雨雲が通過する見込みです。

活発な雨雲がかかるタイミングでは、1時間に40mmを超えるような激しい雨が降り、雷や突風を伴うおそれがあります。短い時間の激しい雨によって、道路が冠水するなどの影響の出る可能性がありますので、警戒が必要です。

南からは暖かく湿った空気が流れ込む一方で、大陸からは上空5500m付近で－24℃以下の強い寒気が近づいてきます。気温差によって低気圧が急速に発達し、30日(日)は東日本、北日本を中心に風が強まる見込みです。

低気圧の中心付近や前線の近くでは風が強まり、瞬間的には30m/s前後の暴風となるおそれがあります。交通機関に影響の出る可能性がありますので、ゴールデンウィークを利用して移動を予定されている方は、気象情報に加えて最新の交通情報もご確認ください。

雨は東日本、北日本で午前中を中心に強く降る所があります。午後になると次第に弱まる予想です。
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