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気象庁1か月予報 5月は前半を中心に気温が高く、晴れた日は熱中症に注意

2023/04/27 15:42 ウェザーニュース

今日27日(木)、気象庁は4月29日から5月28日までの1か月予報を発表しました。

5月は前半を中心に暖かな空気が流れ込みやすく、全国的に高温傾向が予想されます。西日本、東日本では暑いくらいの日がありますので、特に晴れた日は熱中症対策が必要です。

西日本、東日本は気温が25℃を大きく上回る日も

この先1か月の気温
1か月を通してみると、南から暖かな空気が流れ込みやすく、平均気温は全国的に平年より高い予想となっています。

特に気温が高いのはゴールデンウィーク期間中からゴールデンウィーク明けにかけてで、日本の南に張り出す高気圧の縁を周って暖かな空気が流入する予想です。西日本、東日本では晴れると25℃を大きく上回ることがありますので、熱中症対策が必要になってきます。気象庁は5月3日(水)頃からの5日間の平均気温が、平年よりかなり高くなる可能性があるとして、全国を対象に高温に関する早期天候情報を発表しました。

5月後半は高気圧の張り出しが弱まって、暖気の流入が弱まり、気温は平年並みに戻る見込みです。一時的に冷たい空気が流れ込んで気温の下がるタイミングがありますので、体調管理にお気をつけください。

湿った空気の影響で降水量は多くなる可能性

この先1か月の降水量
ゴールデンウィーク後半からゴールデンウィーク明けにかけて、西日本、東日本は暖かく湿った空気や気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多くなる見込みです。

この時期としては暖かな空気が流れ込むことで雨雲が発達しやすく、雨の強まる可能性がありますので、注意が必要です。

1か月の降水量は西日本、東日本で平年並みか平年よりも多い予想となっています。北日本は周期的な天気の変化で、降水量は平年並みとなる見通しです。
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