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低気圧が発達しながら通過 気圧変化大きく頭痛などの天気痛・気象病に注意

2023/04/26 08:57 ウェザーニュース

今日26日(水)は前線を伴った低気圧が発達しながら日本列島を通過しています。その影響で全国的に気圧の変動が大きくなる見込みです。

ウェザーニュース発表の天気痛予報では、北海道から九州にかけて「警戒」ランクの予想となっています。気圧変化などで頭痛や関節痛などの天気痛・気象病の症状が出やすい方はご注意ください。
>>天気痛予報 気圧変化·頭痛対策の参考に

低気圧の通過で気圧変動 下降後は一転して上昇へ

低気圧が発達しながら通過するため、今日は雨や風の強まりとともに、気圧の変化が大きくなります。

低気圧や前線が通過する前までは気圧が低下し、低気圧や前線が通過した後は気圧が上昇へと転じます。そのため、一日の中でも気圧の変動が大きくなる見通しです。

また、低気圧は明日27日(木)にかけて北海道の北東の海上でさらに発達が予想されているため、北日本の太平洋側ほど大きな気圧低下が見込まれます。西からは高気圧が移動してくるため、西日本を中心に気圧が上昇するとみられます。

これらの影響で、個人差はあるものの頭痛や関節痛などの天気痛の症状が出る可能性があります。

また、この時期は寒暖差や新生活などで身体へのストレスがたまりやすい時期でもあるため、体調不良に注意してお過ごしください。
>>アプリで10日先までの天気・気温を見る>>ピンポイント週間天気予報

天気痛予報を参考に事前の対策を

ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加えて、低気圧や寒気などの影響で「微気圧変動」と呼ばれる細かな気圧変化が重なっている状況です。このため気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。

ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。