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みずがめ座η流星群2023 GW後半が見頃!5月7日未明がピーク

2023/04/30 15:13 ウェザーニュース

2023年5月7日(日)、みずがめ座η(エータ)流星群の活動が極大を迎えます。

極大時刻は7日(日)0時頃と予測されているため、7日(日)の未明から明け方が一番の見頃です。

極大の前後の数日間は観測チャンスがあるため、極大日に見るのが難しい方は、別の日にお楽しみください。

観測条件や見える流星の数は?

5月7日4時頃 南東の空 (東京)
みずがめ座η流星群の放射点は午前1時頃に空に昇ってきます。放射点は、流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点です。流星群に属する流れ星はこの点を中心に放射状に流れます。

今年は極大時刻が0時頃と予想されており、放射点が空に昇ってくる頃に近い時間帯です。ただ、6日(土)未明に満月の瞬間を迎えたばかりの月があるため、月明かりの影響を大きく受けます。

アストロアーツによると、見晴らしの良い所で1時間あたり5個程度の流星を見られる予想とのことです。

流れ星は放射点を中心として空全体に飛ぶので、月を直接視界に入れないようにしながら、空を広く眺めるようにして流星観測をお楽しみください。

みずがめ座η流星群の特徴

みずがめ座η流星群は、毎年5月のゴールデンウィーク終盤に活動の極大を迎えます。母天体はオリオン座流星群と同じくハレー彗星(1P/Halley)です。

この流星群は放射点の位置の関係上、北半球の中・高緯度での観測は難しくなっています。日本でも放射点が昇って流星を見られるのは未明~明け方です。

南半球では観測しやすく、三大流星群のペルセウス座流星群に匹敵するほどの流星が見られることがあります。

極大の前後の数日間は同じくらいの流星が観測できます。極大日に観測が難しい方は、別の日にお楽しみください。
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参考資料など

国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/