国内:父島近海は3月終わり頃から地震が増加
21日(金)16時20分頃、父島近海を震源とする深さ84kmと推定される地震が発生しました。地震の規模は当初、マグニチュード5.6とされていましたが、暫定値では不明となっています。この地震で東京都小笠原村・母島で最大震度4、父島で震度2の揺れを観測しています。
父島近海では3月終わり頃から地震の多い状況が続いていて、3月31日にマグニチュード5.7で最大震度2、今月4日にはマグニチュード5.1で最大震度3の地震が発生していました。今回の地震も震源や深さが近いことから、一連の活動とみられます。
伊豆・小笠原海溝に近い父島近海は地震が多く、深さ10km前後、深さ70~80km、深さ100km以上の深発地震など様々なタイプの地震が発生します。
父島近海では3月終わり頃から地震の多い状況が続いていて、3月31日にマグニチュード5.7で最大震度2、今月4日にはマグニチュード5.1で最大震度3の地震が発生していました。今回の地震も震源や深さが近いことから、一連の活動とみられます。
伊豆・小笠原海溝に近い父島近海は地震が多く、深さ10km前後、深さ70~80km、深さ100km以上の深発地震など様々なタイプの地震が発生します。
国内:能登半島で1か月ぶりの震度3
20日(木)12時33分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード3.2、深さ7kmと推定される自身が発生しました。この地震で石川県珠洲市で最大震度3を観測しています。
能登地方を震源とする震度3以上の地震は3月29日以来、約1か月ぶりです。
能登地方の地震は今年に入っても多い状況が続いていて、震度1以上の有感地震は45回目になります。引き続き活動に注意が必要です。
能登地方を震源とする震度3以上の地震は3月29日以来、約1か月ぶりです。
能登地方の地震は今年に入っても多い状況が続いていて、震度1以上の有感地震は45回目になります。引き続き活動に注意が必要です。
世界:地中海マルタの沖でM5.5の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しました。最も大きな地震は南太平洋・フィジー近海で発生したマグニチュード6.7です。
日本時間の22日(土)朝、地中海中部のマルタの沖を震源とするマグニチュード5.5、深さ約12kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
地中海の地震はアフリカプレートとユーラシアプレートの境界に近い、ギリシャやイタリアの沿岸部で多く、今回の震源はあまり地震が目立たない領域です。
ただ、マルタの沖では今年の1月に地震が頻発し、半月の間にマグニチュード5以上の地震が5回発生しました。今回の地震と同じ様な深さで起きている一方、地震のメカニズムは違っており、関連性についてははっきりしません。
日本時間の22日(土)朝、地中海中部のマルタの沖を震源とするマグニチュード5.5、深さ約12kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
地中海の地震はアフリカプレートとユーラシアプレートの境界に近い、ギリシャやイタリアの沿岸部で多く、今回の震源はあまり地震が目立たない領域です。
ただ、マルタの沖では今年の1月に地震が頻発し、半月の間にマグニチュード5以上の地震が5回発生しました。今回の地震と同じ様な深さで起きている一方、地震のメカニズムは違っており、関連性についてははっきりしません。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。