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近畿や山陰で局地的な雷雨続く 奄美や沖縄にも活発な雨雲

2023/04/19 14:43 ウェザーニュース

今日19日(水)は西日本で局地的に雨雲が発達し、午後も一部で雷を伴った強い雨が降っています。また、奄美や沖縄にも活発な雨雲が広がってきました。

夕方には雨が落ち着く見込み

西日本は前線の影響で大気の状態が不安定になっていて、雨雲の発達しやすい状況が続いています。和歌山県を中心とした近畿や山陰に活発な雨雲がみられ、14時30分までの1時間には和歌山県和歌山市で18.5mmのやや強い雨を観測しました。

活発な雨雲の周辺では雷が頻発しているため、強い雨に加えて落雷にも注意が必要です。

15時を過ぎると上空の気圧の谷が抜けるため、雨の峠を越える見込みです。夕方にはほとんどの所で雨が落ち着くとみられます。
現在の発雷観測状況» 雷レーダー

奄美地方は今夜にかけて非常に激しい雨のおそれ

雨雲レーダー
また、東シナ海に伸びる別の前線の影響で、奄美地方や沖縄で雨の所が多くなっています。午後になって奄美には雨雲がかかりはじめ、雨が本降りになってきました。

夕方以降は海上にある発達した雨雲が進んでくるため、奄美地方を中心に雨が勢いを増す見込みです。局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。

雨雲の動きが遅いため、激しい雨が数時間程度続いて、道路冠水や河川の増水、土砂災害などへの警戒が必要です。

日付が変わる頃に一旦、雨が落ち着くものの、明日20日(木)は再び強まるとみられるため、油断のできない状況が続きます。
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