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関東から九州でゲリラ雷雨が発生 各地で今夜遅くにかけて警戒を

2023/04/16 17:30 ウェザーニュース

今日4月16日(日)は上空に流れ込んだ寒気の影響で、関東から九州の広い範囲で大気の状態が不安定になっています。

午後は東京都心周辺でもひょうが降るなどのゲリラ雷雨に見舞われました。今夜遅くにかけても各地で激しい雷雨に警戒が必要です。
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関東は繰り返し雨雲が発達

正午頃までは広範囲で晴れていた関東は、午後になって東京都や埼玉県で雨雲が急発達し、ゲリラ雷雨となりました。発生した雨雲は東に移動し、茨城県や千葉県の一部でも強い雨を降らせています。

雹(ひょう)やあられの降った所もありました。東京都心でもひょうが降り、東京管区気象台は港区虎ノ門で14時07分に直径8mmのひょうを観測したと発表しました。

この先は雨雲の発生地点は少しずつ南に移動し、横浜市や千葉市周辺でも急な雨に要注意です。関東では上空の寒気が通り過ぎる明日17日(月)の明け方まで断続的に雨雲が発達する可能性があります。引き続きゲリラ雷雨の心配があり、今夜の外出も、雨具を忘れずにお持ちください。

明朝もまだ雨雲が残っている心配があり、朝早く家を出る方ほど空の様子にお気をつけください。
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近畿や東海も今夜は雷雨に

西日本では上空の寒気が接近し、午前中から日本海側で雷雨になりました。午後にはさらに雨雲が広がり、九州北部や中国・四国地方でも広範囲で雨が強まっています。また、夕方になって京都周辺でもあられが降りました。

これから今夜遅くにかけて、上空の強い寒気が西日本から東日本を通過していきます。このため、今夜は近畿や東海の広い範囲で天気急変のおそれがあります。

西日本や東海では、明日の明け方まで激しい雷雨や突風、降雹(ひょう)に警戒が必要です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) 出来事リポーター さん