今日は朝から厚い雲に覆われた九州で気温の上がり方が鈍く、最高気温は20℃に届かない所が多くなりました。

近畿から東北にかけては日差しが届いたことで気温が上がり、特に南～西よりの風が山を越えることによりフェーン現象が発生した、近畿北部や北陸、東北の太平洋側で気温の上昇が目立っています。

仙台市は12時29分に25.0℃と観測して今年初の夏日となりました。そのほか、福島県相馬市で26.7℃、富山市で25.3℃、兵庫県豊岡市で26.1℃まで上がって最高気温が25℃以上の夏日です。

明日15日(土)は雨の範囲が広がるため、全国的に今日よりも気温が上がりにくくなります。最高気温が20℃を超えるのは、西日本の太平洋側の一部くらいです。

低気圧に向かって海からの東寄りの風が吹き込む関東や東北太平洋側は特に気温が低く、仙台市の最高気温は今日より11℃も低い14℃の予想となっています。東京都心も最高気温の17℃は早朝に予想される気温で、昼間は15℃に届くかどうかです。昼間でも少し厚手の上着が欲しいくらいになります。

西日本も20℃に届かない所が多く、福岡市と大阪市は17℃の見込みです。
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