北海道の北にある低気圧からのびる寒冷前線が日本列島を通過中です。今朝は日本海側の地域が雨の中心となっていましたが、11時現在は北海道や西日本では太平洋側の地域に雨の範囲が移ってきています。

東日本は北陸で本降りの雨となっていて、新潟では10時20分までの1時間に7.0mmの雨を観測しました。ただ、強い雨は一時的で、同じ場所で長く続く可能性は低い見込みです。
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雨が止んだ所でもすっきりとした青空にはならず、黄砂の影響でぼんやりと霞んだ空になっています。すでに九州北部や広島では黄砂を観測していて、場所によっては車のボンネットやベランダに黄砂がうっすらと積もるおそれがあります。花粉症や呼吸器などの疾患がある方は症状の悪化にも注意が必要です。
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関東は晴れている所が多くなっています。前線接近前に南風が強く吹いており、沿岸部では平均風速が15m/s近い所もある状況です。

午後になると前線に伴う雨雲が南下してくる予想で、東京都心など関東南部では昼過ぎから夕方に急な雨の可能性があります。強い雨の可能性は低いとみていますが、天気の急変にご注意ください。

内陸部では大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達するおそれがあります。雷を伴うおそれもあるため、黒い雲が見えたり雷鳴が聞こえたりしたら建物の中など安全な場所に避難するようにしてください。
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