上空5500m付近で－30℃以下の寒気が南下している影響で大気の状態が不安定になり、北日本や北陸、関東甲信などで雨雲が発達しています。活発な雨雲の周辺では土砂降りの雨になっていて、雷や霰(あられ)を伴っている状況です。

15時30分までの1時間には青森県深浦町で9.5mm、埼玉県飯能市で9.0mmの雨を観測しました。

一度の雨は短時間でも、次々に雨雲が通過するため今夜にかけて油断のできない天気が続きます。

寒気がさらに南下する今夜遅くには、北日本、関東甲信、北陸の山沿いで雨から雪に変わる所が増える見込みです。東北南部や北陸の山沿いでは局地的に強い雪が予想され、標高の高い峠道などは積雪のおそれがあります。

今年は3月以降の気温が記録的に高かった影響もあり、いつもの年よりも早く雪のなくなった所が多くなっています。久しぶりの積雪状態となる可能性がありますので、峠道を車で走行する場合は現地の状況を予め確認し、チェーン規制や通行規制が出ている場合は、必ず従うようにしてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
2340Mさん