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関西で局地的に雹や霰 寒気の影響で大気の状態不安定

2023/04/08 10:56 ウェザーニュース

今日8日(土)は季節外れの寒気が南下している影響で、大気の状態が不安定です。関西エリアでは所々で雨雲が発達し、雹(ひょう)や霰(あられ)の降っている所があります。

寒気の影響で大気の状態が不安定

兵庫県川西市では雨に混じって、氷の粒が落ちてきました。比較的粒が小さいため、霰と見られます。粒の直径が5mmより小さいものを霰、大きいものは雹と呼ばれます。

上空5500m付近で-30℃以下のこの時期としては強い寒気が南下している影響で、近畿地方では日本海側を中心に雨雲が発達している状況です。こうした雨雲の一部が関西エリアにも広がり、兵庫県や大阪府の一部に雨や霰、雹を降らせています。

これから昼過ぎにかけて雨雲の発達しやすい状況が続き、雷を伴った強い雨や霰、雹、突風などのおそれがあります。天気の急変に注意が必要です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
兵庫県川西市の空さん