午前中に比べると雨雲の弱まった所が多く、本降りの雨になっているのは北海道や九州、四国など一部に限られています。ただ、今夜以降は上空の気圧の谷が進んでくる影響で、前線の活動が活発になる見込みです。

明日7日(金)の朝は西日本から東海、北陸、北海道にかけての広い範囲で本降りの雨が予想されます。特に南西から流れ込む暖かく湿った空気の影響を受ける、四国や近畿、東海の太平洋側では雨雲が発達しやすい状況です。

局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨となる可能性があります。前線の動きが遅いため総雨量も増加し、四国や紀伊半島、東海の多い所では150mm以上に達する見通しです。道路冠水や河川の増水、土砂災害などに注意をしてください。
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東西の気圧差が大きいため、前線が通過するまでは南寄りの風の強い状況が続きます。特に関東周辺は風が強まり、広い範囲で平均風速が10m/sを上回る見込みです。

今日よりもさらに風の強く吹く可能性があり、沿岸部では瞬間的に20m/sを超える強風も予想されます。東海から東北の太平洋側や、紀伊水道などでも局地的に風が強まる見通しです。

一時的に鉄道などの遅延が発生したり、飛来物などの心配がありますので、注意をしてください。
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