5日(水)は朝鮮半島付近に前線を伴った低気圧が進んでくる予想です。日本列島にも湿った空気が流れ込みやすくなるため、西日本では5日(水)頃から次第に雨の範囲が広がる見込みです。

東側にある高気圧の勢力が強いため気圧配置の移り変わりが遅く、低気圧は6日(木)から7日(金)にかけて大陸の沿岸を北東に進み、前線がゆっくりと日本列島を通過していきます。この前線は南北に長く、北日本から南西諸島まで、ほぼ全国に雨を降らせる予想です。

西日本では5日(水)午後から7日(金)朝にかけて、東日本や北日本は6日(木)午後から7日(金)にかけて雨が降りやすく、すっきりしない天気が長い時間続く見通しです。

寒冷前線の通過するタイミングでは、一時的に強い雨の降るおそれがあります。また、前線通過前は南風、通過後は北風の強まりにも注意が必要です。
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この前線通過に伴う雨や風により、東日本や西日本で見頃となっている桜は散ってしまう所が多くなりそうです。お花見は雨が降り出す前の4日(火)頃までが良さそうです。

また、低気圧や前線に向かって暖かな空気が流れ込むため、雨が降っても寒くはならない予想です。この先、7日(金)にかけても過ごしやすい体感が続きそうです。
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