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低気圧接近で気圧変化大きく 頭痛などの天気痛・気象病に注意を

2023/03/23 10:51 ウェザーニュース

今日3月23日(木)は低気圧の接近に伴い、気圧のアップダウンが大きくなる予想です。

ウェザーニュース発表の天気痛予報では、広範囲で「警戒」ランクの予想です。頭痛などの天気痛・気象病の症状が出やすい方はご注意下さい。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>

低気圧の接近で気圧が下降のち上昇

日本付近を気圧の谷・低気圧が通過中で、各地で気圧が降下中です。また、低気圧が離れていくところでは気圧が上昇に転じ、変動が大きくなる見通しです。低気圧は明日オホーツク海で爆弾低気圧級の急速な発達が見込まれますが、日本から離れてから発達するため国内で大きな気圧変動にはならない見通しです。

また、大陸から伸びる停滞前線に沿う地域でも、微気圧変動といわれる小刻みな気圧変動が伝わってくることが予想されています。

これらの影響で、個人差はあるものの頭痛や関節痛などの天気痛の症状がでる可能性があります。

また、寒暖差や花粉症によって身体へのストレスがたまりやすい時期でもあるため、体調不良に注意してお過ごしください。
» アプリで10日先までの天気・気温を見る» ピンポイント週間天気予報

天気痛予報を参考に事前の対策を

ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加えて、低気圧や寒気などの影響で「微気圧変動」と呼ばれる細かな気圧変化が重なっている状況です。このため気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。

ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。