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桜×カメラ 天気別にきれいな写真の撮り方を紹介

2023/03/22 08:22 ウェザーニュース

各地で桜が開花し、東京などではそろそろ満開を迎える木々も見られるようになりました。春気分が高まってきています。

キレイな桜風景ですが、写真に残すとなるとイメージ通りにいかず意外と難しいですよね。

そこで今回は、天気別のおすすめな撮影方法をお伝えします。

【晴れ】青空に際立つ桜色

春らしく柔らかい桜色と青空というシンプルな構成で、コントラストを活かした写真を撮ってみましょう。

メインの桜以外はぼかしつつ、またメインの桜の背景には青空がくるように(ほかの桜が重ならないように)すると、より主役が際立ちますよ。

【晴れ】光を活かすなら取捨選択を

光を有効活用するため、あえて逆光で印象的な写真にする手もあります。

ただし、桜と青空と両方を残すことは難しい(できても印象が弱くなる)ので、取捨選択が肝心です。

桜を見せるなら「青空は白飛びしてもいい」と覚悟を持って、青空を活かすなら「桜はむしろシルエットで」と割り切って、撮影してみてください。

【曇り】光が安定もドンヨリ注意

曇りの日は、日向/日陰のように光量の差が少なく、安定的に撮影できます。

しかし、空が灰色では桜までドンヨリ見えるし、思った以上に暗い写真になりやすいもの。

曇り空を画角に入れても楽しくないので、なるべく桜に寄って、露出をプラス補正すると、暗い印象になりにくいです。

【雨】誰よりも早くゲットしよう

雨の日、足元に散らばる桜は、あまりキレイじゃない印象がありますね。

でも、手付かず(足付かず?)の状態だと、雨水の反射効果もあって、実は意外とキレイなんです。

誰かが踏んでしまってからでは遅いので、誰よりも早く撮影に行きましょう。

【雨】雫を捕まえられるか

雨の日の楽しみのひとつといえば雫。儚い桜をさらに儚げに演出してくれますね。

雫を撮るならマクロレンズ必須です。

雫に桜を写し込むなど、より小さな世界に入っていくと、普段とは違う桜を見つけられるかもしれません。

【風】動きを表現するには

ハラハラと舞い散る桜は、写真ではなかなか表現しづらいもの。普通に撮ると桜吹雪はあまり写らず、ただの風景写真になってしまいがちですよね。

そこで力を発揮するのがストロボ(フラッシュ)です。ストロボを焚くことで花びらに光が反射し、しっかりと写真に現れるようになりますよ。

また、せっかく動いてるものを撮るので、少しくらいは花びらがブレたほうが、臨場感があるかも。ただし、画面全体が動くと(ブレると)花びらの印象が弱まってしまうので、なるべく三脚などでカメラを固定しての撮影がおすすめです。
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