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西日本で雨の範囲が拡大し関東もぱらつく 明日は東日本中心に雨や雪

2023/03/17 15:35 ウェザーニュース

西から伸びる前線の影響で、今日17日(金)の午後になり西日本では雨の範囲が拡大してきました。関東でも一部で雨がぱらつき始めています。今夜以降は本降りの雨の所が増え、明日18日(土)は東日本を中心に雨や雪が降る見込みです。

午前中よりも雨の範囲が広がる

午前中に比べると雨雲は広がり、九州から四国、近畿で雨の所が多くなっています。太平洋側の一部に活発な雨雲があり、15時30分までの1時間には和歌山県新宮市で11.0mm、宮崎県日南市・深瀬で6.0mmの雨を観測しました。関東の一部でも雨雲が発生し、弱い雨がぱらついてます。

夕方以降は東シナ海で発生した低気圧が近づいてくるため、本降りのエリアの所が拡大する見込みです。夜は西日本、東日本のほとんどの所で傘が必要な雨となります。特に九州南部では雨雲が発達して、局地的に雨の強まるおそれがあり、雷雨や突風にも注意をしてください。

関東や東海の平野部は冷たい雨

18日(土)の朝の雨・雪の予想
明日18日(土)は低気圧が日本列島の南岸を進み、太平洋側で本降りの雨になる見込みです。

低気圧に向かって冷たい空気が流れ込むため、関東甲信の山間部や、東北南部の山沿いでは雪に変わる所があり、標高の高い所では湿った雪が積もるおそれがあります。峠道などを走行する場合は冬用タイヤやチェーンなどが必要な可能性がありますので、準備が必要です。

平野部も冷たい雨になり、東海や関東では雨が降っている間は気温が10℃に届かないくらいとなります。冬が戻ってきたような寒さになりますので、雨対策に加えて寒さ対策もしっかり行ってください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
黒潮人さん