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南太平洋(ケルマデック諸島)でM7.1の地震 日本への津波の影響なし

2023/03/16 11:09 ウェザーニュース

日本時間の3月16日(木)9時56分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地は南太平洋(ケルマデック諸島)で、地震の規模(マグニチュード)は7.1と推定されます。気象庁によると、この地震による日本への津波の影響はありません。

※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。

(更新)気象庁は10時23分に「遠地地震に関する情報」を発表しました。震源の近傍で津波発生の可能性があります。この地震による日本への津波の影響はありません。
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ニュージーランドで海面変動を観測

この地震により、震源近傍では最大で0.11mの海面変動が観測されました。

観測された津波の高さ(10時56分 PTWC発表)
0.11m ラウルボートコーブ(ニュージーランド)
0.10m ラウルフィッシングロック(ニュージーランド)

津波情報はすべて解除

津波が発生した場合、到達までにかかる時間 米国海洋大気庁Webサイトより
太平洋津波警報センター(PTWC)はケルマデック諸島やフィジー、ニュージーランド、トンガに津波情報を出していましたが、10時56分にすべて解除しました。

PTWCは地震の規模をM7.0に更新しています。

震源近傍では“日本での震度4”程度の揺れか

米国地質調査所国立地震情報センター(USGS, NEIC)によると、震央付近の陸地では最大で改正メルカリ震度階級のⅣ程度(海域ではⅦ程度)の強さの揺れ方になったと解析されています。

厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度4程度に相当する揺れと考えられます。
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