昨日、寒冷前線が通過した後、西日本や東日本の上空に寒気が流れ込んでいます。夜中から晴れていたこともあり、地上の熱が上空へと逃げる放射冷却現象が強まり、今朝は冷え込みました。

福岡では今月3日以来11日ぶりに3℃を下回り、大阪や名古屋でも約1週間ぶりに5℃以下まで気温が下がっています。内陸部では氷点下となり、中国地方の山沿いでは－5℃を下回ったところもありました。

＜今朝の最低気温(7時まで)＞
　上長田(岡山)　－6.2℃
　大朝(広島)　　－6.0℃

　名古屋　5.0℃
　大阪　　4.5℃
　広島　　2.4℃
　福岡　　2.7℃
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今日はこのあとも春の暖かい日差しが届き、上空の冷たい空気も東に離れていく見込みです。そのため東海から九州では気温が上がり、昼間は15℃以上になるところがほとんどとなります。朝と昼間の気温差が大きくなるので、外出する時間帯に合わせて上手に服装で調整してください。
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また、雨上がりで晴れて暖かくなるため、花粉が飛びやすくなります。西日本や東日本はスギ花粉のピークを迎えており、大量飛散に注意が必要です。だんだんとヒノキ花粉も飛び始めています。花粉症の方は、マスクや薬の服用など、万全な対策を行うとともに、帰宅時には服についた花粉を払うなど、家に花粉を持ち込まないようにしてください。
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