facebook line twitter mail

12日(日)~13日(月)は広い範囲で雨 雨の後は一時的に気温が低下

2023/03/09 18:01 ウェザーニュース

低気圧や前線が12日(日)~13日(月)にかけて日本列島を通過する予想となっています。九州から降り出した雨が東日本、北日本へと広がり、全国的に天気が崩れる見込みです。雨の強まる可能性もあるため注意が必要です。

積雪の多い地域では融雪洪水に注意

12日(日)の午後には低気圧が日本海を進み、中心から伸びる前線の通過に伴い、夕方以降は九州から雨が降り出す予想です。低気圧や前線の東進に伴って雨の範囲も移り、13日(月)は午前中が西日本、午後は東日本、北日本で雨の降る所が多くなります。

前線の周辺では大気の状態が不安定で雨雲が発達し、局地的に雷を伴った強い雨が降る見込みです。

特に積雪が残っている地域で強い雨が降ると、雪解け水と雨によって道路が冠水したり、河川が増水することがあります。夏の時期よりも少ない雨で土砂災害の発生するおそれもありますので、過去に融雪災害が起きたような所では特に注意をしてください。

13日(月)は気温が急降下も一時的

福岡の最高気温の変化
前線の後ろ側には寒気が控えており、13日(月)朝には上空1500m付近で0℃以下の寒気が西日本を覆ってきます。

福岡市の予想最高気温をみると、12日(日)まで連日20℃と季節外れの暖かさが続いた所から、13日(月)は13℃と大きく下がる予想です。平年を少し下回る程度ではあるものの、気温差が大きい分、少し寒さを感じるかもしれません。

ただ、気温の低い状態は長くは続かず、14日(火)以降は再び平年よりも高い日が続く見込みです。来週は日々の寒暖差で体調を崩さないよう、注意をしてください。
» アプリ ピンポイント週間天気予報» ピンポイント週間天気予報