高気圧の縁を吹く南寄りの風が日本列島に暖かな空気を送り込み、晴れた所では今日も気温が上がりました。関東や東海、近畿は20℃以上の所が多く、15時までの最高気温は東京都心で22.2℃、大阪市で21.1℃など、今年一番の暖かさです。埼玉県熊谷市は23.9℃を観測し、暖かいを通り越して少し暑さを感じるくらいになっています。

朝から雨が断続的に降っている九州南部はあまり気温が上がらず、内陸部では15℃にも届いていません。また、北海道や東北北部は寒気の影響で昨日よりも大幅に低くなりました。特に北海道のオホーツク海側は最高気温が0℃未満の真冬日の所があり、網走市は15時の時点で－1.3℃と、昨日より13℃も低い気温です。

明日10日(金)は西日本の太平洋側で天気が回復し、日差しが戻って気温が上がります。最高気温は鹿児島市が22℃、高知市は21℃の予想です。朝は曇りや雨の近畿から関東も、次第に晴れて午後は20℃前後まで上がり、季節外れの暖かさが続きます。

北日本は雨の後もそれほど強い寒気は流れ込んできません。札幌市は今日よりも少し高いくらいで、最高気温が9℃まで上がる予想です。今日と大きく変化するのは、海からの風が吹きつける形になる東北の日本海側や北陸で、秋田市は10℃と今日よりも8℃低くなります。服装選びにお気をつけください。
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