上空1500m付近の寒気の予想を見ると、平地で雪を降らせる目安の－6℃(赤い線)は7日(火)に北海道・道北にかかるくらいで、ほぼ1週間を通して日本列島よりも北に位置しています。

南からの暖気の流入はそれほど強くはないものの、寒気の南下がないため日本付近はあまり気温が下がらない見込みです。特に晴れた日は気温が上がりやすく、平年よりも暖かな日が多くなるとみられます。

この先1週間の予想気温は、福岡市で最高気温が連日15℃を上回り、20℃に到達する日もある見込みです。東京都心は曇り空となる5日(日)から6日(月)に少し低めとなるものの、7日(火)以降は20℃前後と4月並みの暖かさが続く予想となっています。

関東以西ではスギ花粉に加えて、ヒノキ花粉の飛散が始まっている所があります。気温が高いため花粉は飛びやすく、対策が欠かせない1週間です。

札幌市は6日(月)以降、最低気温が0℃以上の日が続き、最高気温は10℃前後まで上がる予想です。積雪が多い地域では融雪が急速に進みますので、雪解け水による河川の増水や地すべり、山間部での雪崩などに注意をしてください。
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