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北陸、近畿などで断続的に雨や雪 明日は北日本で雪が降りやすい

2023/03/02 16:29 ウェザーニュース

今日3月2日(木)は北陸から近畿、中国を中心に断続的に雨や雪が降り、強まっている所があります。今夜以降は次第に収まるものの、明日3日(金)は北日本で雪が降りやすくなる見込みです。

内陸部や山沿いは強い雪の所も

上空5500m付近で-36℃以下の強い寒気の影響で大気の状態が不安定になり、日本海側を中心に雨雲や雪雲が発達しています。

特に北陸周辺に活発な雲が目立ち、16時までの1時間には新潟県糸魚川市・平岩や富山県上市町で5.0mの降水を観測。内陸部や山沿いでは雪に変わっていて、長野県小谷村では1時間に5cm、新潟県妙高市・関山では4cmの雪が積もりました。

関東でもシアーライン(風の流れが変化する境界線)周辺で雲が発達し、所々で本降りの雨や霰(あられ)が降っています。

寒気の中心が通過する夕方までが雨や雪のピークで、夜になると次第に収まっていく見込みです。
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明日の北海道は夕方以降、強まる雪に注意

3日(金)夜の天気図と降水の予想
明日3日(金)は高気圧が西日本から東日本を覆い、近畿や北陸などの天気は回復する見込みです。

一方で、日本海北部には低気圧が進んでくるため、北海道から東北北部は明日の午後以降、雪や雨の降る所が増えてきます。北海道では夕方から夜にかけて一時的に雪が強まり、路面状況が悪化したり、見通しの悪くなるおそれがあります。

帰宅時間帯に雪の強まる所がありますので、車の運転時などは十分に注意をしてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
小麦色の雪達磨さん