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切り口と葉の幅に注目! 新鮮で美味しいニラの選び方

2023/03/12 07:35 ウェザーニュース

1年中店頭に並ぶニラ。餃子やニラ玉など、独特の風味で料理には欠かせない野菜の一つですが、実は今頃の時季は特に美味しいものが出回ります。美味しいニラの選び方や保存法を、野菜ソムリエプロの吉田謹子さんに伺いました。

今頃のニラは葉の幅が広い

ニラはユリ科の多年草で、古くは滋養強壮に良い薬用として食べられていたそうです。

「露地栽培とハウス栽培に分かれますが、根を植えたままにして、出てきた葉を刈り取るとまた次の葉が出てきます。ニラは根を植えてから出てきた最初の頃の葉は幅が広く、何度か刈り取ると徐々に葉の幅が狭くなります。

12月から今頃は、この植えてから間もない根から出た葉のニラが出荷されます。こうしたニラは甘みが強く、やわらかく美味しいので、店頭で見つけたら買うことをお勧めします」(吉田さん)

切り口に注目、根元から芯が出ていないものを

ニラは鮮度が落ちやすい野菜だそうです。新鮮なニラの見分け方を聞きました。

「ニラは葉が柔らかく、鮮度が落ちるとすぐしおれて葉がつぶれ、あの独特の匂いがきつくなります。店頭に並んでいるものは、葉の先までピンとハリがあり、葉先が折れていないものを選んでください。葉先が折れているとそこから傷み、匂いも発しやすくなります。また緑の色が濃くて鮮やかなものは新鮮です。

次に切り口を見てください。切り口がみずみずしいものは新鮮です。乾いた感じで外側より中側が芯のように飛び出しているものは、切り取ってから時間が経っている証拠なので、避けた方が無難です」(吉田さん)

ニラは冷蔵庫の野菜室でしおれた状態になることが多いように思います。

保存は”洗わない”のがポイント

ニラは洗うと傷みが早くなるので注意が必要です。

「保存するときは洗わずにそのまま霧を吹いたキッチンペーパーなどに包んでからポリ袋に入れてください。冷蔵庫の野菜室に、なるべく立てて保存しましょう。ニラは繊細なので、少しでも押されると葉がつぶれて傷みますので、他の野菜の下敷きにならないようにしてください」(吉田さん)

ニラの独特の香りはニンニクや玉ねぎと同じアリシンで、疲労回復を促進したり、食欲を増進させる効果があると言われています。また、カリウムやβカロテンなどの栄養価を豊富に含んでいます。

新年度の生活に向けて何かと忙しくなる頃ですが、ニラを美味しく食べて元気に過ごしましょう。
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