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カルマン渦が九州の西に出現 幾何学的な雲の渦巻

2023/02/25 14:51 ウェザーニュース

今日2月25日(土)は冬型の気圧配置となっていて、気象衛星画像を見ると東シナ海には幾何学的な模様の雲がきれいに並んでいる様子が確認出来ます。「カルマン渦」と呼ばれる風の流れが、雲によって可視化されている状況です。
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※アニメーションが動かない場合は、ウェザーニュースアプリ/Webサイトのお天気ニュースからご覧下さい。 https://weathernews.jp/s/topics/202302/250135/

カルマン渦発生の仕組み

カルマン渦発生の仕組み
一定の向き・強さの風が吹いているとき、山や島にぶつかった風はその背後に回り込み、淀むように雲の渦ができます。寒気の影響で海上で発生した雲がこの空気の流れに沿って移動するため、幾何学的な模様が出来上がります。

一様な風や十分な寒気があるときに出現しやすいため、しばしば冬期に見られる雲パターンといえます。
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