関東の沖合では北からの風と北西の風がぶつかり合うことでシアーラインが形成され、それに沿うように雲の帯ができています。雲の北端は伊豆半島から山梨県まで達していて、さらに上空を吹く西よりの風によって雲の一部が関東西部に拡大している状況です。

現時点では雪や雨をしっかり降らせるほど発達はしていないものの、午後は上空の気圧の谷の接近に伴って雲が活発になってくるとみられます。
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午後は次第に雪や雨が降り出し、夕方には神奈川県西部や東京都多摩地方の西部、山梨県にかけて雪雲・雨雲が広がる予想となっています。上空1500m付近で－6℃前後の寒気が流れ込むため、箱根や丹沢、富士五湖周辺など山沿いを中心に雪の所が多くなる見込みです。

夜にかけて雪が降りやすく、標高の高い所ではうっすらと積もる可能性があります。土日を利用して車で通行を予定している方は、道路状況を事前に確認し、念のため冬用タイヤの装着やチェーンの準備などを行ってください。

関東平野でも所々でにわか雪やにわか雨の可能性はあるものの、積もるような降り方にはならない見込みです。
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