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北海道に加え北陸でも雪が強まる 明日にかけて50cm以上の大雪に

2023/02/20 10:40 ウェザーニュース

今日20日(月)、日本付近は冬型の気圧配置が強まってきています。昨夜から今朝にかけては北海道で積雪が増加し、寒気の南下に伴って北陸でも雪の所が増えてきました。明日21日(火)にかけて大雪に警戒が必要です。

強い寒気が次第に南下

低気圧の影響で北海道は日本海側だけでなく太平洋側でも雪が降り、積雪が増加しています。10時までの12時間で北海道大樹町は25cm、釧路市・中徹別では21cmの新たな雪が積もりました。これから午後にかけて低気圧は東に離れ、北海道太平洋側の雪は収まる見通しです。

一方で上空の寒気が南下しているため、日本海側は雪の範囲が拡大し、北陸の内陸部などで雪が強まってきました。1時間に5cm前後の強い雪の降っている所もあります。
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明日にかけて日本海側は断続的に強い雪

20日(月)夕方の雪・雨の予想
日本海にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成され、ゆっくりと南下するとみられます。今日の午後は北陸に活発な雪雲がかかり、内陸部や山沿いで断続的に雪が強まる見込みです。今夜から明日はさらに雪雲の帯が南に移動するため、近畿北部から山陰でも雪が強まります。

これから明日の夜にかけて新たに降る雪は、北海道から北陸、山陰にかけての内陸部を中心に20cm前後、北陸や関東甲信山沿いの多い所では50cm以上に達する予想です。

積雪の急増に伴う路面状況の悪化や屋根からの落雪、山間部では雪崩などに警戒が必要です。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
イチゴ侍さん